四季折々の

日本人は太古の昔より、この四季がはっきりした島国で、自然の恵みや脅威を受け取って歴史をつないできました。日本の四季は、近年ではだいぶぼやけた感じになってしまったと感じますが、それでもなお暑い夏と、寒い冬との寒暖の差が激しいのは言うまでもありません。むしろ、暑い夏の日の効きすぎたクーラーに冷やされる時や、冬の満員電車での着ているコートを脱げない息苦しさなど、季節に応じた服装を考える上での難しさはますます難しく思えます。

そのような時、1枚のストールであったならば、クーラーの冷え過ぎ防止用としてバッグに忍ばせておいてもかさばりませんし、冬ならばコートを少し薄手のものにして、首元をストールで覆っておき、電車の中ではスッと外して温度調整をはかれて便利です。そのような便利アイテムあっても気を抜かずにご自身の気に入っている物を大切に長く使っていただける方々に、紬屋瑠璃猫はそっと寄り添っていきたいと願っております。